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 花畑いも掘り大会


いも掘り大会(ライオンズ花畑の歴史)

現在、蒲郡マリンライオンズクラブでは5月のクリーンキャンペーン(第二例会)の後にいも苗を植え付けて10月に子供会・保育園児とその父兄・つつじ寮入所者と支援団体などを招いて芋掘り大会(収穫祭)を行っています。最近では花フル会のメンバーも焼き芋作りを手伝ってくれるようになりました。収穫した芋はお土産用で持ち帰ってもらい、あらかじめ準備してアルミホイルで包んで炭で焼いて作った焼き芋を食べてもらいます。このような形がどうして出来たのかはライオンズ花畑の歴史を紐解かなければなりません。

最初に竹島ホテルの西側蒲郡東港の埋め立てが行われたのは1987年頃であったと記憶しています。丁度その頃に私は蒲郡市民病院に新進気鋭の外科部長として赴任してきたところでした。まだ完全に埋め立てられていなかったので残った水路のようなところでハゼ釣りをした覚えがあります。埋め立てられて蒲郡市の土地となった一部を無償で蒲郡ライオンズクラブに貸してくれると言う話が出たのが20012002年故L市川 寛会長の時です。この年のメインアクティビティとして何もない埋め立て地を花でいっぱいにしようと、L中野房子が初代花畑づくり委員長となり、土壌改良、石拾い、施肥、ポピー・矢車草など8種類の花の種蒔きを行い、翌春には花いっぱいにすることが出来ました。この時中央に蒲郡マリンライオンズクラブの看板を立てました。


 次の年、2002年~2003年L味岡 正会長の時に、ただ見るだけの花ではつまらないと言うことで、菜花の種を蒔き、春に咲いた菜花を摘み取って施設へ寄付をすると言うアクティビティを行いました。


 2003年~2004年L平野 優会長の時には前年好評であった菜花を作り、ボーイスカウト、ガールスカウト、海洋少年団の団員とその家族を招いて菜花の摘み取りを行いました。この時、花畑委員長の故L小田洋嗣の発案で焼きいもをふるまいましたが、それが後のいも畑作りの伏線となりました。

2004年~2005年L小田倉平会長の時には1年を通じて咲くコスモスの他、サルビア、マリーゴールドなども植え、またいも苗を150本植え付けて、10月に貴船幼稚園児と家族、メンバーの家族とで収穫祭を行いました、これがいも畑の始まりです。そしてその後菜花も造りましたが、会員が摘んで施設へ納めていたのを市民に自由に摘んでもらうことを回覧で知らせたところ2日間で全部摘み取られ、用意したハサミも無くなってしまったことから菜花はこの年で終わりとなりました。

2005年~2006年L夏目憲行会長の時に、L井澤敏雄が花畑委員長となりいも畑作りといも掘り大会は継続しましたが、9月に初めての試みとしてそばの種を蒔きました。12月に出来たそばを収穫して飯田赤石LCのお世話で伊奈の伊藤さんに粉にしてもらい、13kg、130人分のそば粉が出来、2月に松風園でそば道場『三の丸』の壁谷氏に来てもらってそば打ち実演・体験をしてそば打ち例会を行いました。そばは翌年蒔くと鳥が寄って来てすぐ食べられるようになり、収穫出来なくなりましたが、2月のそば打ち例会は定着しました。

2006年以降もいも作りといも掘り大会は継続事業となり、畝数も徐々に増えてお招きする保育園児、障害者施設入所者と付き添いの数も300人を超える規模に拡大しました。


 2007年~2008年L大隅英太郎会長の時に空いている場所にみかんの苗木を植えたいと言うことで、キンカンの木10本、甘夏の木10本、宮川早生30本を植えましたが、潮風が強いせいかほとんどが枯れてしまい、今ではライオンズ看板の横に甘夏1本が残るのみとなり、この木はアゲハが子育てをする木となっています。

20112012年ウィンクン・タム国際会長が世界で100万本の植樹をと呼びかけたのに呼応して故L浅井友行会長が寒緋桜20本をベイパークの道路沿いに植樹しましたが、花畑の入り口にも2本植えました。また木陰が出来、潮風にも強い木として私が発案し、マテバシイを5本花畑の北側駐車場に沿って植樹しました。

2014年~2015年の環境保全事業の一環としてクラブのシンボルとなるような木を植えようと言うことで、中央のクラブ看板の横にヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)の大木を植樹しました。これも私の発案で中国原産ですが古くから日本に入り、対馬と東濃地方に自生地があります。最近では街路樹としてもよく使われる木で、ゴールデンウィークの頃に白い花をつけます。また2014年には隣の空いていた市の土地をボランティア団体の花フル会が借りて花畑を作りました。その年から隣通しのよしみで花フル会もいも掘り大会を手伝ってくれるようになりました。

さていも掘り大会が継続事業となり、大会規模が拡大して費用もかさみ、会員減少とメンバーの高齢化が続き、労力アクティビティも限られたメンバーの負担が大きくなって来ました。そこで2019年~2020年から草刈りをシルバーに一部委託するようになり、さらに出費が増えることとなりました。そこで、地区も推奨するファンドレイジング(資金獲得)出来るアクティビティが出来ないかと言うことで、いも掘り大会用のいも畑と別に、いも焼酎製作用のいも畑を作り出来たいも焼酎をメンバー中心に買ってもらい少しでも費用を浮かせようと画策しました。そのために黄金千貫と言ういも焼酎用の芋を植えて、出来たいも180kgを飯田の喜久水酒造へ材料として持ち込んでいも焼酎にしてもらいました。この事業により約10万円の費用を浮かせることが出来ました。

(文責:竹内元一)


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